2011年2月3日木曜日

産業建国の歌

今日は古い歌をご紹介しましょう。1946年創作、リ・ミョンサン作曲、ハン・シク作詞の「産業建国の歌」です。以前にmp3をアップしました
産業建国の歌 歌詞日本語訳

半万年で初めての 我らの誇り
畑へ行く農民には 土地を与え
輝く労働法令は ゆく手を照らし
新朝鮮の確かな基盤が整った
ああ この感激を 生産突撃 産業復興へ
あらゆる力を ひとつにあわせ 産業復興へ

建設の炎として 身体を熱くして
力強い ハンマーの音が 響き渡るときには
鉄のような 手と足に 血をめぐらせ
千百万の 高い煙突は 森のようだ
ああ この感激を 生産突撃 産業復興へ
あらゆる力を ひとつにあわせ 産業復興へ

新朝鮮人民の 手は固く結ばれ
友よ、進み出よう 建設の場へ
三千里の津々浦々に 轟く鼓動
その音の ひと打ちごとは 大きな勝利
ああ この感激を 生産突撃 産業復興へ
あらゆる力を ひとつにあわせ 産業復興へ



한마디」は辞書を引くと「一言(ひとこと)」と出てくるのですが、ここでは鼓動の音のことを言っているので、「ひと打ちごと」としてみました。わかりづらいですかね…

1946年の歌としては他に「金日成将軍の歌」や「少年団行進曲」があり、「愛国歌」(1947年)や「人民共和国宣布の歌」(1948年)よりも古いことになります。

1946年というと、朝鮮解放からまだ1年。ソ連軍政のもと、金日成を委員長とする「北朝鮮臨時人民委員会」が置かれた年です。臨時人民委員会成立のころまでには民族主義者・非共産系の政治家は北朝鮮政治の表舞台から追い落とされていました。しかし、左翼系の人々(南から来た人々も含め)にとっては、新朝鮮の前途が明るいであろうということを、依然として何の疑いもなく確信することのできる時期でした。作曲家・作詞家にとってもそうだったでしょう。解放から朝鮮戦争前にかけての時期の朝鮮音楽は、古拙で素朴ながら、力強く、希望に満ちあふれています。「産業建国の歌」「女性の歌」「金日成将軍の歌」「少年団行進曲」「勝利の5月」「人民共和国宣布の歌」などなど、印象的な名曲が目白押しです。


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