干潟に刻む青春の心
간석지에 새겨 가는 청춘의 마음 | ||
1982年創作, 백수길作詞, 박무준作曲 | ||
|
■解説
我が党の第6回大会は、1980年代の末までに30万ヘクタールの海面干拓をおこない、20万ヘクタールの新しい土地を開墾するという課題を示しました。我々が第6回党大会の決定を実行してこの課題を遂行するならば、現在の穀類作物面積の3分の1に相当する耕地面積が増えることになります。これは、我が国の社会主義農業の発展においていま一つの偉大な出来事となるでしょう。1981年10月、朝鮮労働党6期4次全員会議は「4大自然改造事業」の実施を決定した。その内容は、①西海閘門の建設、②泰川水力発電所の建設、③30万町歩の干潟を干拓すること、④20万町歩の新しい土地を開拓すること——である。なかでも①西海閘門は、紙幣にも描かれるなど、北朝鮮史上最大の国家プロジェクトのひとつとして知られる。
金 日 成 [1981年10月5日]
しかし、これら4つの事業は決して独立したものではない。主眼はあくまで③と④(すなわち耕作地拡大)であって、それを実現する手段が①と②なのである。
西海閘門と西海干拓地は、平壌の外港である南浦に位置する。ここは大同江の河口にあたり、また、広大な干潟が広がっている。西海閘門建設にあたっては、金正日総書記がたびたび視察に訪れるなど、国家を挙げた大事業として実施された。
大同江の河口を塞ぐようなかたちで西海閘門を建設することによって、干潟の干拓を可能にするとともに、干拓地の農業用水を確保することを目指した。また、閘門の上に道路や鉄道(西海閘門線)を通すことで広大な河口域の交通が容易になったほか、潮位の差が激しい南浦港に大型船が停泊できようになった。
■動画
▲普天堡電子楽団第1集に入っている器楽版